2015年7月13日月曜日

『お口のこと、食べるということ・・・』

7月のミニ業務会議は、岩国医療センター 医師会病院の言語聴覚士 中尾教子先生を講師にお招きし、『口腔ケア・摂食嚥下について』の勉強会を行いました。

講師の中尾先生、分かりやすく、
丁寧な講義をありがとうございました。


















口腔ケアについて
ケアをしないと口の中の状態が悪くなる・・・口腔内の状態が悪いと、食べることが難しくなる、人としゃべることが難しくなる、感染リスクが上がる、口臭がひどくなる、健康上の問題が起こりやすい!・・・などなど。

食事について
食べることは楽しみ!人間の欲求の1つです。安全に食事を摂る為に注意すること・・・食事の形態(硬さや飲み込みやすいものなど)に配慮すること、食事介助の方法や姿勢を対象者の方に合わせて気を付ける、食事に集中できる環境を作ったり、食事の時は介助者が目線を合わせるかそれより低くする・・・などなど。

実験:コップのお茶を口に含んで、

上を向いて飲むと、『く、くるしい。飲みにくい。』

おへそを見るように顎を引いて飲むと、『ゴックンしやすい!』

今回の勉強会で、改めて口腔ケアの意義や大切さ、嚥下の仕組みを知ることができました。日頃から利用者の観察に努め、介護職として安全な介護を提供していきたいと思います。